太陽光+蓄電池とオール電化の違いを比較してみた【どちらが得か?】
- 物流センター vatrix
- 4 日前
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更新日:4 日前
「太陽光+蓄電池を入れるのと、オール電化にするのはどう違うの?」
「光熱費を抑えるならどっちがいいの?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、この記事では太陽光発電+蓄電池とオール電化の違いを、費用・電気代・停電時の強さ・環境性など複数の観点から比較します。
ご家庭のライフスタイルや目的に合わせて、最適な選択ができるよう詳しく解説します。

1.そもそもオール電化とは?
オール電化とは、家庭内のすべてのエネルギーを電気でまかなう住宅スタイルのことです。具体的には以下のような機器を使用します。
調理:IHクッキングヒーター
給湯:エコキュート(電気式給湯器)
暖房:蓄熱暖房機、ヒートポンプ式エアコン など
これによりガスを契約しない生活=光熱費の一本化が可能になります。
2.太陽光+蓄電池との基本的な違いとは?
比較項目 | 太陽光+蓄電池 | オール電化 |
主な目的 | 電気の自給自足/停電対策 | 光熱費の電気一本化/安全性 |
発電機能 | 太陽光パネルで発電 | 発電機能なし(電力会社から購入) |
電気の備蓄 | 蓄電池に充電・放電可能 | なし(電気は使い切り) |
停電対策 | 高い(昼夜対応) | 弱い(電気が止まるとすべて停止) |
初期費用 | 高め(200〜300万円) | 中〜やや高(給湯器・IHなどで100万円前後) |
電気代削減 | 発電+自家消費で大きい | 深夜電力プランを使って節約 |
補助金対象 | 国・自治体で充実 | 一部給湯器に補助金あり程度 |

3.電気代を節約できるのはどっち?
▼ 太陽光+蓄電池の場合
発電した電気を自家消費することで電気代を削減
蓄電池に貯めて夜間も使用できるので、買電量が減る
「売る電気」より「使う電気」の方が節約効果が高い
▼ オール電化の場合
深夜の電気代が安い「時間帯別プラン(スマートライフプランなど)」を活用
ガス代が不要になるため光熱費が一本化され管理しやすい

4.災害や停電に強いのはどちら?
太陽光+蓄電池は停電時でも昼は発電・夜は蓄電池で給電可能。冷蔵庫・照明・スマホ充電など最低限の生活インフラが継続できます。
一方、オール電化は電気が止まるとすべての機能が使えなくなるため、災害時の備えとしては弱い面があります。
5.どちらを選ぶべき?それぞれに向いている家庭
向いている家庭 | 特徴 |
太陽光+蓄電池 | 災害対策を重視/将来の電気代上昇が心配/売電より自給重視 |
オール電化 | 日中ほとんど在宅しない/夜間の使用が多い/初期費用を抑えたい |
まとめ|自分のライフスタイルに合った選択を
電気の「自給自足」や「防災力」を重視するなら → 太陽光+蓄電池
光熱費の一本化・シンプルさを求めるなら → オール電化
それぞれにメリットがあるため、家庭の電力使用スタイルや価値観に合わせて選ぶのが正解です。迷ったらまずは、シミュレーションや相談サービスを活用して具体的な費用感を把握してみましょう。